お濃茶席です。
書院造の広間に30人ほどが席入りをしました。
矢がずらりと立てられたお棚が目をひきます。(織部公好弓箭台子)
さて、お菓子が高坏で運ばれてきます。
織部饅頭!です。
お茶碗、お茶杓などお盆に載せて運び出されます。
お点前もすべてお盆に載せられたまま行います。(下にも置かぬおもてなしなのだそうです。)
そのお点前はとても丁寧で優雅!
そしてお濃茶を練らないのです!!
お濃茶は各服点てと言って茶碗台の上に古袱紗を乗せその上にお茶碗が置かれており、一人一人に出されます。
いよいよお茶を頂きます・・・。
お薄より濃くふんわりと点てられています。
とてもふくよかなお味で香りもよく本当に美味しい!
400年前の大名屋敷の書院でもきっとこのようにしてお茶を振舞われていたのかと思いますと感無量のおもいでございました。
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